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『竹森さん』

題名にある『竹森さん』とは、簡単に紹介させてもらうと、私の親父の幼少期からの同級生の『竹森さん』である。


数年前からこの『竹森さん』の名前をちょくちょく家で耳にする様になった。


いつものように仕事も午前の部終了! と、その間際に、ヤマト宅急便のトラックが停まり、運転手により運ばれてきた大きめなダンボールの差出人はやっぱり『竹森さん』


『竹森さん』からだと親父。


このやりとりをここ数年、幾度か見てきた。

『竹森さん』からだ。

また『竹森さん』だ。



『竹森さん』さんは現在、宮崎にすんでいる方です。

兵庫北部、養父市、旧八鹿町から宮崎へ。


経緯ははっきりしないけど、そうなんです・


気になる宅急便の中身といえば、、、、

宮崎といえば焼酎、沢山頂きました。

地鶏の炭火焼のおつまみも何度食べてもあきません。

普段こちらでは見られない数々のフルーツもいただきました。

珍味も。

年末にはプリプリの車蝦が届きました。

こちらからはうちでとれたお米、出石そばなど、送りました。

お米はやはり美味しいらしく、お礼に送ったはずのお米に対してすぐに

いいものが送られてくるという追っかけこみたいな状態もありました。


そんな『竹森さん』さんが一昨日、宮崎からこちらへ帰ってきました。

数十年ぶりに。



正月には帰れないけど、近いうちに帰るとの情報は、私にも入っていた。

それが一昨日だったみたいだ。


一昨日の夕方、

『竹森さん』が帰ってきた、一緒に飲んでくるわ。

と親父。


『いってらっしゃ、『竹森さん』によろしく』


声も聞いたことがない『竹森さん』に対してこんなことを親父に告げて。



近くのお店に行っているにもかかわらず、玄関の明かりがつくのを確認するには、困難を極めた。

遅いと心配する反面、今日は遅くなるとわかっていた・


『竹森さん』と親父だけではなく、『光由さん』と『稔さん』も合流しての席だ、

まして、数十年ぶりの『竹森さん』との再会。


同級生一同、素敵な時間だったと思う。



そして、昨日現場から帰ってきた私のトラックをさえぎるようにうちの駐車場にバックする宮崎ナンバーの自動車。

すぐに『竹森さん』だとわかった。


現場からの帰り、先ほどまでやんでいた雪が家付近で急に降ってきた印象だった・


そう言えば家にあるポケットアルバムに親父と写っている髪の毛の薄くなったひょろっと背の高そうな一人の男性、その人が『竹森さん』だと教えられたのは
数ヶ月前のことだった・


そのため、顔、背丈などはある程度わかっていた、、、

いざ出会った瞬間に今までのお礼を自分が使える言葉でお礼を述べた。


『え!?息子か!?』





ここ数年、ご飯時のまったりタイムに幾度となく親父にかかってきた電話の中で息子夫婦と同居していて

との情報は入っているはずなのだが、意外なリアクションで、こちらも戸惑ってしまった。


それ以外は、思っていた通り!?の人でわずか数分の間であったけど、素敵な時間が過ぎていった。


話もそこそこに、宮崎に今日帰ると言う『竹森さん』は朝から一杯飲んでいて、運転は奥さんに任せて帰ると。


なに朝から飲んでるんやと親父が言うと『竹森さん』は


『こっちは水がうまい、うまい水があるなら焼酎のまなな!』


そのとき、この人と飲む席もてば良かったと思った私、。。


そして、『竹森さん』は私も知らない親父との学校時代の思い出を話してくださった。

すごく新鮮だった、親父から聞いたことのある話でも、言い回しなどが違うだけで

こんなにも新鮮で伝わるものかと。





それはさておき、別れのシーン。

親父達はいい歳、いちいち涙を流すことなどないとわかっていたのもあり、

気にも止めなかった場面。


『竹森さん』の奥さんが雪が強くなったのをきっかけに先に車に乗り込んだ。

今から宮崎まで変えるには何時間かかるんだ、、と想像はしたが、次のシーンで

そんなことは後でもいいとおもった。




『竹森さん』→『もういっぺん、死ぬまでに帰ってくるでな、またな~』

親父→『おう、いつでもな』


どこでも、聞いたことのあるようななんてことのないフレーズに過ぎないかもしれないけれど、

親父が少し涙ぐんでいるようにも見えた。


私もグッと来たけど、こらえる事ができた。


そんな時に思ったこと。


友達はいいもんだ!!!!!!!!


とベタに思う以上に、


『ふるさと』はいいもんだと・


兎うさぎ追いし かの山

小鮒こぶな釣りし かの川

夢は今もめぐりて

忘れがたき ふるさと
如何いかにいます 父母

恙つつが 無しや友垣ともがき

雨に風につけても

思い出ずる ふるさと
志こころざしを 果たして

いつの日にか 帰かえらん

山はあおきふるさと

水は清き ふるさと



ダメだ、歌詞読むだけで涙腺が。。。。緩む。

ふるさとはいいもんです。


大事にしましょう。


『竹森さん』は親父や光由さん、稔さんに会いに帰ってきたわけではなく

親父や光由さん、稔さんと出逢った『ふるさと』に帰ってきたんですね。

今度帰ってこられたときは一緒に飲みたいです『竹森さん』と。















出逢ったこの『ふるさと』で。






『またな』


と言いながら、みんなと握手をして奥さんの待つ自動車に乗り込んで帰っていった。





あの手のぬくもりは今も残っている。



これからもそうであろう。






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鉄工所の2代目である作者『かずまっち』が日々の業務内容などなど、赤裸々に書いています。

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