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掲示板(後編) リメイク

前編よりつづき









悲しみに満ちたかずまっち。




しかし、こんな事で、落ち込んでても仕方がない。




すぐさま、他の人にメールするべく、さくさく検索を始めた。                                                                                

今度は『おもしろい人』に焦点をあわせて。




カチカチ、コチコチコチコチ、コチコチコチコチ、カチカチコチコチ。スココ、スココカカカ、カカカ、スココ。                                    




↑って? 

上記は携帯の釦を急いで押してる音。

ァ、これ余談。




とにかく、あらゆる掲示板を走り回った。








そんな時…

                                                                                                                        
『おもしろい人でお願いします。』                        

                                                            
見つけたぜ、ハニー。

この子に決めた。

年上か、二つ。                                    

いざ、送信。

さらに重い想いょ、届け(>_<)!                                              

さっきみたいな返信メールはない。どうやら、相手に届いたみたいだ、私の電子文。



返事こなくて当たり前って思ってた。




                                                            ~♪

                                                                                    
ん?!

メール!?

胸が高鳴った。そう、目の前にある携帯のメール受信の音と共に。

『チャラリラリ~』



安室奈美恵の『キャンユーセレブレイト』

上記の音、『キャンユーセレブレイト』風に読んでみたら雰囲気でます。
アムラーではなかったのに、何故にこれを着信音にしていたか謎である。ァ、これ余談。



折畳み携帯の先駆者『N501』当時ではiモード機能を搭載して、折畳み携帯は唯一これだけ。

今まさに、折り畳まれている、『N501』を手に取り開こうとした。
      
『キャンユーセレブレイト』はもう鳴っていない。

しかし、胸の鼓動はさっきより速く鳴っていた。成っていた。

                                                                                                                                                
            
                        
                        
ドキドキした。

                                                                                    いざ!オープン!

カチカチ、コチコチコチコチ、





『ありがとうございます』 






やったー!!(>_<)

彼女だ、さっきの彼女だ。




『メールありがとうございます。もちろんOKですよ。』



p(^^)q

『嬉しいです。よろしく。』
すぐ返信した。

相手『何処の方ですか?』
私『兵庫県です、あなたは?』

相手『茨城県です。』

私『ここから遠いね。でも、携帯ってすごいね、こんなに離れていても知り合えるんだね。』

茨城県民『ホント、すごいよね。ねぇねぇ、名前は?』

私『和真って言います。あなたの名前も教えて?』

茨城県民『和真くんか~、好い名前だね。私?香奈(仮名)です。』

私『香奈(仮名)さんか、よろしく。』

香奈(仮名)『和真くんって歳は幾つ?』

私『22です。だから香奈(仮名)さんの二つ下です。ね。』

香奈(仮名)『そうなんだ、年下なんだ。』








あら?

年下じゃ悪かった?(;^_^A
やばいなぁ…





と、思った瞬間、またメールが着た。










香奈(仮名)『ねぇ、和真くん、電話で話出来ない?』















(*^_^*)!





いきなり?!何?

(>_<)

でも、香奈(仮名)さんの好意、無駄にしまいと、直ぐ様、香奈(仮名)さんの電話番号を聞いた。




返信メール



『090********です。』







着た。本当に電話番号だ。
この番号にダイヤルすれば香奈(仮名)さんにつながるんだ。



何度も何度も、口から飛び出しそうな心臓を飲み込み、香奈(仮名)さんにダイヤルしてみた。



メールを初めて送ってから、まだ一時間足らず、直接電話で話をするなんて思ってもみなかった。

呼び出し音がなる。




呼び出し音と、私の心臓の音はうまい具合にリズムが合っていた。

それが、以前から、ギターを弾いていた私にとって心地よくて仕方がなかった。



と、思った瞬間、さっきまで鳴っていた呼び出し音が途切れた…



電話の向こうから、女性の声が聞こえた。




『…しもし』

声が聞き取りにくい。咄嗟に私は携帯の受話音量を上げた。

私『もしもし、香奈(仮名)さん?』

香奈(仮名)『はい。初めまして、和真くん?、だよね?』

私『うん、そう。』

香奈(仮名)さんの声は、何処か年上を感じさせる落ち着きがあった、と同時に、なまりがあった。それもかなり。

でもそのなまりが、私の緊張を解してくれた。




どれくらい話しただろう、お互いの性格や色々話してたら、彼女がこう言った。



香奈(仮名)『和真くんって、優しいし、真面目だし、おもしろいね(^-^)』











『YMO』達成!!!!!!!!!(>_<)



おもしろいだけでよかったのに、優しい、真面目、まで言われたもんだから嬉しくて(*^_^*)!

私『そんな事ないで~』
浮かれながらもそう返答した。

続けて

香奈(仮名)『彼女いないの』?

私『ちょっと前まではね(;^_^A』

香奈(仮名)『今居ないの?私と一緒だね~。もしかしてふられた?』

私『…まぁそんなところかな。香奈(仮名)さんは?長い間彼氏居ないの?』

香奈(仮名)『実は…私も最近、ふられちゃったのよね~私が悪いんだよきっと。』

私『じゃあ、ふられた者同士だね~』

香奈(仮名)『ホント、すごい偶然だね!でもこんな素敵な人ふっちゃうなんてね、もったいないよ。』

私『ホントホント。彼氏もね、香奈(仮名)さんみたいな人、ふるなんてね。こんなにいい人なのに。』

と、言った後、彼女の声が少しトーンダウンしてこう言った。

香奈(仮名)『よくないよ、私なんか、全然。』

私『ぇ?』

香奈(仮名)『よくないよ、私なんて。ダメなんだよ。』

私『どうしたの?そんな事ないよ。話聞いてたら、好いところいっぱいあるよ。』

香奈(仮名)『あはは。和真くんって、ホント優しいね。』

その声もさっきのトーンのままだった。

なんか悪いこと言ったかな?香奈(仮名)さんの気に触る様な事言ったかな?

と思った時、電話の向こうで声がした。

香奈(仮名)『…ね………。』



私『ぇ?何?』

香奈(仮名)『私ね………思うんだ。』

私『ぇ?聞こえないよ?なんて言ったの?』

香奈(仮名)『あのね、私ね…………


































もう死のうと思うんだ』



















ぇぇぇ゛゛゛゛゛ーーーー( ̄□ ̄;)!!( ̄□ ̄;)!!( ̄□ ̄;)!!





香奈(仮名)『もう、ダメなんだよね私。ごめんね。もう死ぬよ。和真くん、ありがとう。』

私『何が?何がありがとう?ダメだよ死んじゃ…。香奈(仮名)さんが居なくなったら悲しむ人、沢山いるよ。だから、だからお願い、そんな簡単に死ぬなんて言わないで。』

香奈(仮名)『…………  』

私『香奈(仮名)さん居なくなったら、僕も悲しいよ。』

香奈(仮名)『……ホント?その言葉信じていい?私、まだ生きててもいい?』

私『良いも悪いも、生きてよ。』

香奈(仮名)『…………ありがとう。わかったよ。』

この声は少し明るくなった。

香奈(仮名)『なんか元気でてきたよ。死にたい気持ちに変わりはないけど、もう少し考えてみる。』

私『そう、よかった。』



結局彼女の言うには大好きで大好きで仕方なかった彼氏にふられちゃった事で、生きる希望なくし、死のうってなったみたいだった。

彼女と別れ、死にたい位の気持ち持ってたのは自分だったのに、いざ、同じ様な立場の人に逢うと、その人を応援してしまった。

そんな自分がおかしかった。




香奈(仮名)『彼を忘れて、新しい、良い人見つけるようにするよ。和真くんみたいな…』

その言葉が嬉しかった。
生きる希望みたいな物、感じたみたいだった。

私『また、メールください、楽しく話そうよ。』

香奈(仮名)『そうだね、今日は長いことごめんなさい。楽しかったよ。もう寝るよ。じゃあまた。』

その言葉の『また』が嬉しかった。次を連想させる『また』

自分とのメールのやりとりではなく、死のうなんて思ってた事を忘れる気持ちの表れな気がした。






































数日後の夜…


















彼女からあの電話以来のメールがきた。
その内容はと言うと…
















『和真くん!この前はありがとう!そのお陰で、彼氏とまたやり直す事になったよ!だから和真くんとのメール、これで終わりにします。ありがとうございました!元気でね~。さようなら。』
























( ̄□ ̄;)















(;^_^A

まぁいいか。
私の働きで人が幸せになるならそれでもいいか。

何故かちょっとふられ気分な私であったが、まぁ、これでよかったのかな。






『お幸せに。』

そんな風に思った。











それは夜風が冷たくなり始めた秋の夜の出来事。











その日のメール着信音も、あの

『キャンユーセレブレイト』だった。
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コメント

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感動した!!

前編は笑いながら、後編は半分泣きながら読んでしまった(^_^;) 
http://www.youtube.com/watch?v=pNQnmzrpQrg
プロフィール

かずまっち

Author:かずまっち
鉄工所の2代目である作者『かずまっち』が日々の業務内容などなど、赤裸々に書いています。

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